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トルタのマンガ (2011年11月)

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マンガが大好きだが、絵は描けない。
それなら絵がないマンガを描いてみよう。

 
改めて文字にするとバカみたいだが本気だった。この本はおそらく「マンガ」というジャンルに対してのファンブックとして作られた。何しろ参加者の9割は詩人である(*他にマンガ家が1名、哲学研究者も1名参加した)。マンガがどれだけ好きでも、自分でマンガを描くなんて大それたことである。しかしコマ割りや吹き出し、擬音、そしてセリフといった記号は、言葉みたいなものだ。というか、そういう解釈だってできる。そして詩人は言葉なら使えるはずである。
制作にあたっては読み切りの1話毎にチームを組み、原案、ネーム、作画(作線?)担当を決め、ネームは定評のあるマンガ読みに講評をもらいながら書いた。分析哲学の論文を絵がないマンガにするというややこしいこともやっている。
 

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ところで、マンガ雑誌といえば感想と懸賞である。ツイッターやブログで「トルタのマンガ」の感想を語ってくれた人向けに抽選を行い、当選者商品として「トルタのアタリ」を限定制作した。ここには「トルタのマンガ」のボツネタや、収録作品の番外編、証明マンガなど掲載した。
 
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「トルタのマンガ」
2011年11月3日
発行部数 500
価格:800円
責任編集、装丁 河野聡子
B5判、160ページ
 
もくじ:
ネコヤナギ (原案 関口文子、作画 TMP)
クロムVSアルゴン― 史上最大の決戦 (原作 山田亮太、作画 TMP)
地獄ラーメン山田流 (原作 橘上、作画 佐次田哲)
ニコニコ言葉(夜) (原案 関口文子、作画 TMP)
星の本 (原案 久石ソナ、作画 佐次田哲)
ピーコ (作 成松幸世)
たまに日常、たまに夕立 (原作 久石ソナ、作画 TMP)
流星 (作 関口文子)
大甲子園 (原案 橘上、作画 TMP)
レ・コスメコミケ (原案 ブリングル、作画 TMP)
なぜ意味論は「プロセス」を含むか (原作 岡本賢吾、編集・作画 山田竹志、河野聡子)
おおききなったら、なれますように (作 文月悠光)
40 (作 小峰慎也)
Train Approaching (原案 ブリングル、作画 TMP)
ベイビーウォーズ (作 ブリングル)
拷問リポーター GO!もんた (原作 北川至、作画 TMP)
吸いません (原作 橘上、作画 河野聡子)
ペペの物語 (原作 山田亮太、作画 TMP)
帽子 (原案 橘上、作画 TMP)
久しぶりだね (作 文月悠光)
 
ゲスト執筆者:大崎清夏、カニエ・ナハ、北川至、小峰慎也、橘上、成松幸世、久石ソナ、ブリングル、文月悠光、雪舟えま、山田竹志
トルタ :河野聡子(企画・構成・制作)、佐次田哲、山田亮太、関口文子(サポートメンバー)
TMP:トルタのマンガプロジェクトチーム
 
 

「トルタのアタリ」
2012年3月発行
当選者に配布
責任編集、装丁 河野聡子
A5判、48ページ、中綴じ冊子

 

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