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「ダダでない ダダでなくない展」と「スペクトラム・ダダ・ナイト」(2016年8月開催)

スパイラルチラシ

ダダ100周年フェスティバル の一環としてスパイラルで開催する「GALLERY VOLTAIRE」にて、展示企画「ダダでない ダダでなくない展」とパフォーマンスプログラム「スペクトラム・ダダ・ナイト」 を実施します。
 

今年はダダイズム100年だそうです。スイス大使館が音頭をとり、世界的にダダフェスティバルが開催されています。

ダダイズム誕生100年

すこしダダの話をしましょう。

「ダダ」とは、もうほとんど伝説になっているような話によると、詩人のトリスタン・ツァラがスイスのチューリヒでひらめいて「発明した」言葉だそうです。この単純な「ダダ」の音はその後アヴァンギャルド芸術運動の掛け声となり、「ダダイズム」が誕生しました。ダダイズムは日本やオランダ、NYでも先端のムーブメントとして伝搬しました。

20世紀初頭は従来の制度や規範を離れた、さまざまな芸術の実験がなされた時期であり、さまざまなアヴァンギャルド芸術運動が勃興しては消え去った時代です。その中において「ダダイズム」の特徴は、まず「無意味」に立脚していたことにあります。「ダダ」という言葉には意味はありません。ダダイズム創始者のひとりフーゴ・バルの意志により、「ダダ」はまず第1次世界大戦に熱狂する世間に白けた視線を与えました。各地のダダイストたちは当時生まれつつあった実験的な作品を試し、ときに攻撃的、反抗的、また政治的なパフォーマンスを繰り広げました。

もっともあらゆるアヴァンギャルドの宿命のように、この運動はどこでも長続きしませんでした。とはいえ、パリのダダイズムはシュルレアリストたちに引き継がれ、第2次大戦後にはNYでリバイバルし、現代のアートに大きな影響を与えています。

さて、ダダ誕生から100年が経過し、いまや「ダダイズム」は芸術の歴史となりました。
ここで私たちは(いまさら)「ダダ」ということで何ができるのか?
というのが、今回のTOLTAのチャレンジとなります。

 
「ダダでない ダダでなくない」展は表参道・スパイラルビル1Fのエントランスにて。
開館中はどなたでもご覧になれます。
「スペクトラム・ダダ・ナイト」は8月6日の夜、スパイラルビル1Fのカフェで行われます。
予約制ですが、入場は無料。カフェで何か1品注文するだけです。
たくさん人が集まるほうが楽しい夜になります。どうぞみなさまでお越しください。

 
■展示企画「ダダでない ダダでなくない」
いまの社会にあふれる前向きで行動的なメッセージは、人を否応なしに反応させる強制力をもった「ポジティブな呪いの言葉」ではないだろうか。ではこれらの言葉を分解し再構成したとき何が起きるのか。本展示では「ポジティブな呪いの言葉」を組み換え自在な積み木の形で展示し、現代における「宣言文」の構築を模索します。
会期:2016年8月4日(木)—8月14日(日)
会場:スパイラルエントランス(スパイラル1F)

 
■パフォーマンスプログラム「スペクトラム・ダダ・ナイト」 ※事前予約制
フーゴ・バルやトリスタン・ツァラといった100年前のダダイストたちをモチーフにしたパフォーマンス作品を上演します。飛び交う詩の言葉と音楽、映像により、挑発的で刺激的な一夜を演出します。

出演:TOLTA(河野聡子、佐次田哲、関口文子、山田亮太)、カニエ・ナハ(詩人)、橘上(詩人)、久保田翠(音楽)
日時:2016年8月6日(土)20:15ー21:30
会場:スパイラルカフェ(スパイラル1F)(※ 1オーダー制)
事前予約
▶電話予約 スパイラルカフェ TEL03−3498−5791(11:00-23:00)
▶メール予約  dada@spiral.co.jp
(件名に「TOLTA予約」とご記入の上、本文に人数、お名前、ご連絡先をご記載ください。)


 
※掲載画像はスパイラルの本企画フライヤーよりお借りしています。
 
 

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