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トルタプリンターと26時間連続イベント「飛ばない本」(2012年8月)

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「トルタプリンター」は、プリンターが主役の展示/パフォーマンスです。出演者はプリンターとなり、24時間ずっと、ルクスギャラリーのどこかで、言葉をリアルタイムに出力していきます。出力された言葉は、そのたびにギャラリーの壁に展示されます。空白の壁はプリンターから出力された言葉によって、少しずつ埋められていきます。観客は展示されている言葉をその場でコピーし、購入して持ち帰ることができます。あなたが気に入った言葉をみつけて、持ち帰ってください。「トルタプリンター」は、26時間連続イベント<飛ばない本>のなかで、24時間にわたって実施されます。

 

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2012年の夏に京橋のルクスギャラリーで開催した「26時間連続イベント 飛ばない本」は、文字通り26時間ぶっつづけで企画を行いつづけるもの。うち、24時間通しの企画として「トルタプリンター」を行った。12人の詩人に2時間ずつ、テキストを出力しつづけてもらい、その場で印刷された紙をギャラリーに展示していく。

 

詩人がプリンターになって言葉を出力しつづけるという作品のアイデア自体はかなり以前からあったが、このイベントのそもそものきっかけはリーディングユニット<サンズイ>の詩人、橘上の「24時間連続Ust再放送企画」だった。橘上が「トルタバトン」企画の中で2012年初めに行った「24時間寝ないで喋りつづける様子をUst放送する」企画の録画を24時間連続で再放送したいという。サンズイは当時京橋の「ルクスギャラリー」を拠点に活動しており、一晩中ギャラリーを使うこともできそうだという。そこから話し合いをするうちに、何だか話が大きくなって、26時間ぶっ通しのイベントを行うこと、その中で24時間連続の企画を2本、その他2時間程度の企画も18本やることになったのだった。当日は映画上映会から合唱の発表、深夜の京橋を歩くツアー、ラジオ体操、朝ごはんの会、さらに写真撮影会など、文化祭的企画が繰り広げられた。

 

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「トルタプリンター」でプリンターとなっている詩人

 

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「ながさわ合唱団」発表会

 

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「京橋ミッドナイトツアー」

 

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「吉原写真館」

 

「トルタプリンター」はコンセプトが少しゆるかったようにも思うが、そのせいで思ってもみないような詩人の「書く様子」が見えた気がする。一方イベント開催のきっかけとなった橘上のUst録画放送は機材の調整がうまくいかず、中途半端だった。映画上映などは入りきれないほどの人が集まってくれた。意外に深夜にもかなり人が残っていて、人生相談をしたり、京橋を歩きに行ったり、早朝ラジオ体操をやったりした。終電をあきらめるとできることもある。

 

26時間連続イベント 飛ばない本

飛ばない本 フォトギャラリー

 

日時 8月25日(土)18:00~8月26日(日)20:00
会場 京橋ルクスギャラリー(東京都中央区京橋2-11-11田中ビル3F)
主催 サンズイ(橘上、永澤康太、吉原洋一)、トルタ(河野聡子、関口文子、山田亮太)
出演 暁方ミセイ、海埜今日子、大崎清夏、小川三郎、カゲヤマ気象台、片岡翔、カニエ・ナハ、北爪満喜、久谷雉、斉島明、佐次田哲、白鳥央堂、鈴木一平、中田健太郎、ni_ka、文月悠光、ブリングル、雪舟えま、吉田恭大

 

CONTENTS
≪インスタレーション/パフォーマンス≫トルタプリンター
≪連続放送≫橘上24時間TV「Q&A」再放送
≪ミーティング/ワークショップ/パフォーマンス≫
Cui? × お布団 『止まらない子供たちが轢かれてゆく』 予告編
片岡翔特集上映「翔ぶ映画」
たわまが公開本読み会
詩作くんと遊ぶ
権力の犬会議
京橋ミッドナイトツアー
キツネの時間
詩の相談室
日の出を見る会
ラジオ体操
飛ばない朝ごはん
ブリングルの「くじけない歯磨き」
吉原写真館
ながさわ合唱団ワークショップ&発表会
『骨折りダンスっ』を振りかえる
TiP!(This is a Pen!)「30 minutes」
橘上単独公演「¥橘上」入場料公開Ust生放送
サンズイ クロージングセッション

 

企画の詳細は後日、冊子「飛ばない本の本」としてまとめられた。
 

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