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TOLTA 1 (2006年8月)

tolta1

 

使用上のご注意

■本品は防水処理、耐熱加工などしておりません。オーブン、電子レンジ、ガスコンロ、ライターなどによる加熱、お風呂場など湿度の高い場所での使用は破損につながりますのでおやめください。また洗濯はお避けください。色落ち、はがれ、破れ、分解といった破損の原因になります。
■怪我などの事故の危険がありますので人や物に向かって投げないでください。
■本品を用いて危険な遊びを、絶対にしないでください。

本品はお菓子の箱をリサイクルしています
TOLTAは人類の明るい未来を応援しています

 

4月の創刊準備号に続き、8月に刊行した「TOLTA 1」は、創刊準備号と同様、リソグラフ印刷を使用した完全手製本であり、詩のほか戯曲、小説、書評などを収録した。作成にあたっては「物体としての本」が強く意識され、巻頭に本の「使用上の注意」を掲載している。この作品の表紙部分には、市販のお菓子の箱の廃材を分解し、カットしたチップを糊で接着した台紙が用いられている。表紙をめくると見返しに色とりどりのお菓子の箱の厚紙があらわれるが、1冊1冊の見返しはすべて異なる柄となる。

制作にあたっては1冊につき4.5センチ四方のお菓子の箱チップが32枚使用され、全100冊を作成するために、主たる作業者であった河野は4000枚近くのお菓子の箱をカットするという酔狂な行為に及んだ。なお、お菓子の箱は知人友人に依頼し集めたものが大半であり、使用した箱に入っていたすべてのお菓子をトルタメンバーが食べたわけではない。また、この本の制作中に「TOLTA」という語がイタリア語で「お菓子」を意味すると判明したが、これはただの偶然である。

 

「TOLTA 1」(トルタ・イチ)
2006年8月22日発行
発行部数:100
価格:1000円(通常版)/非売品(森永チョコボール使用版・タバコCOOL使用版)
責任編集+装丁 河野聡子
124ページ、書籍用紙、タント紙、ボンド、コクヨ消え色ピット、お菓子の箱、ホッチキス、中綴じ二つ折りホチキス止め製本を合本したもの
表紙・裏表紙はお菓子の箱をカットしたチップの組み合わせ、印刷リソグラフ、全冊シリアルナンバー入り

Contents:
【戯曲】 「血漿―blood plasma?!」関口文子「みつご」山田亮太
【書評】 「詩人の『身体/存在』から詩を語るということは―瀬尾育生『戦争詩論1910-1945』」河野聡子
【エッセー】「パセリとニキータのふしぎな出会い―「どのように」を語ることば」「『こども』について」河野聡子
【小説】 「魚を踏む、燃える牛」 南谷奉良
【詩】  「おやすみなさい」 山田亮太「サン」河野聡子
 
 
 

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