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トルタバトンテン (2013年4月~8月)

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トルタバトンテンとは:

ヴァーバル・アート・ユニットTOLTAが2011年から2013年にかけて展開する「ひらくと飛ぶ本をつくる」プロジェクトの一環。2011年5月から2012年8月にかけて行われた「トルタバトン」では、詩人・歌人・俳人・劇作家・演出家・音楽家・写真家ら31名のアーティストがTOLTAの活動拠点「トルタラボ」にて〈ひらくと飛ぶ本〉を制作した。2013年4月には、さまざまな〈ひらくと飛ぶ本〉の記録と展開としての『TOLTA5』を刊行。2013年4月から8月にかけて開催される『トルタバトンテン』は、トルタバトン参加者31名の各々がつくる場に『TOLTA 5』が持ち込まれることによって成り立つ、もうひとつの〈ひらくと飛ぶ本〉である。東京のみならず、札幌、鈴鹿、つくば、仙台、鎌倉と開催地を移動しながら、演劇、トークイベント、展覧会、ワークショップ、パフォーマンス等が行われる。
http://toltabatonten3.tumblr.com/

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「トルタバトン」を参加者へもちかけたころから、プロジェクトが完了したら展覧会をやりたいと思っていた。最初は「TOLTA 5」の発行と同時にどこかのギャラリーを借りて、1週間程度のもの、という想定である。結局、それはやらなかった。かわりに、トルタバトンの参加者それぞれに「自分のイベント」を作ってもらい、そこへトルタが「TOLTA 5」を持って行く、という企画を作り、「トルタバトンテン」と名付けた。
 
「トルタバトン」では、個々に自分の表現の場所を持っている参加者がトルタラボに集まって作品を作る運動が行われたから、「トルタバトンテン」では、参加者それぞれが自分の場所で自分のイベントを行い、そこにトルタと本「TOLTA 5」が行くという、逆の運動が行われることになる。

 

告知のウェブサイトとして、少し変なものを作った。青いボタンを押すと言葉が出てきて、これは「TOLTA 5」の参加者のコンテンツに対応している。言葉をクリックすると、それぞれのイベントページが出てくる。目的のものにたどりつくためのサイトではなく、偶然クリックした言葉の先にでてくるものが、自分の目的になるような、そういうページだ。

TOLTA5/トルタバトンテン

 

「トルタバトンテン」は演劇公演に始まり、多摩動物園の写真撮影会で終わった。途中、大阪で開催された文学フリマや福岡ポエイチにも「TOLTA 5」を持っていったので、日本のあちこちへ本を移動させることができた。四国に渡る機会がなかったのが心残りである。

 

 

 

 

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