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トルタの短歌 (2014年5月)

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この企画はもともと、北海道大学短歌会の久石ソナの発案による。久石ソナは詩人だが、短歌会に積極的に参加する歌人であって、北海道に行く前は早稲田短歌会の会員だった(ちなみに彼は早稲田の学生でも北大の学生でもない。これは学生短歌会の謎のひとつである)。そこでしばらくのあいだ彼と企画書をやりとりしてコンテンツを考えていたが、トルタが短歌をフューチャーする動機はあまりなく、結局1年くらいペンディングになっていた。

だが短歌に興味がなかったわけではない。詩と短歌は近くて遠いジャンルだが、これは短歌が「集団で創作する」ことに強い価値を見出している表現だからだ。短歌には、学生短歌会、結社、超結社の歌会、ネット上のコミュニティなど、集団の中で表現を磨き更新していくという側面が非常に強く、その中で自分がどのような表現を確立するかという視点を各々の歌人が内面化している。これは詩と対極の創作スタイルである。

また学生短歌会という若い集団(集団として若い場合もあれば、構成員が若い場合もある)も面白い。流動性があり、全国に各地に散らばっていることで、東京の人間がつくって主に東京の人間が消費するような文化とは別種のものがあるに違いない。

そういうわけで、全国の学生短歌会を探し、これまでの「ベスト25首」の選歌、選歌の基準について、また各短歌会を紹介してもらうエッセイを依頼した。フリーペーパーだが、サイズはA1両面フルカラーという迷惑なもので、広げるとポスターのようになる。壁に貼って眺めるときれいである。

 

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「トルタの短歌」

2014年5月5日
価格 無料
A1サイズ、両面フルカラー印刷
発行部数 2000

参加者
北海道大学短歌会、東北大学短歌会、山梨学生短歌会、東大本郷短歌会、東京外大短歌会、江古田短歌会、早稲田短歌会、岡山大学短歌会、立命館大学短歌会、大阪大学短歌会、大阪芸大河南短歌会、九州大学短歌会、京都大学短歌会(順不同)

企画 TOLTA
協力 久石ソナ
編集 河野聡子

 

 

 

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