「現代詩の門」(青山学院大学・文学交流入門ゲスト講義・2023年1月12日)
1月12日、日本文学研究者の梅田径さんが青山学院大学で担当されている講義「文学交流入門」にゲスト講師として出演し、河野と山田で「現代詩の門」と題した現代詩入門的な講義を行いました。
われわれは文学研究者ではないので、あくまでもクリエイター・アーティストとして関わる話になりますが、前半では新体詩抄から戦前の詩の話をざっくりやり、後半では現在の詩人の作品を梅田さんを含めた三人でディスカッションするといった内容です。学生さんには講義の終了までに、とりあげた中でひとり「好きな詩/詩人」を決めてもらうことを目標にしました。とりあげた詩人は山村暮鳥、萩原朔太郎、尾形亀之助、左川ちか、小笠原鳥類、藤原安紀子、瀬尾育生、うるし山千尋というラインナップです(敬称略)。
学科としては詩とほとんど接点のない学生さんばかりということでしたが、短い時間のあいだにびっしりコメントシートを書いていただき、梅田さんへの反響も多かったようで大変嬉しかったです。詩という奇妙なものに出会う機会となったのなら幸いです。梅田さんもお声がけくださり、どうもありがとうございました。
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