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代替エネルギー推進デモ (2011年4月27日)
これからお話しすることはいわばオモチャの発電所のお話です。 オモチャのエネルギー、わたしの手に届く場所にあるオモチャの力のお話です。 2011年4月に開催された東京日仏学院<詩人たちの春>で上…
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木曜日の私 (2011年5月-6月)
眼/視力右0.1、左0.3。なにもかもが細かい塵で覆われている。30センチ先の相手も微粒子でぼんやりしている。不良のレンズ。前と横が見える。見えない方向が後ろ。数秒おきに、1日おきに閉じたり開いたりする。耳…
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トルタの国語 冒険の書 (2010年12月)
小中高と通して、国語および現代文の授業は、およそ記憶していません。授業で聞いたことが自分が日本語を使うために「役に立った」と思ったことも、あいにくと一度もないのでした。ほんとうに申し訳なく思っています。 ま…
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ワンハンドレッドメートルトルタ(100Mトルタ) (2010年5月)
「ワンハンドレッドメートルトルタ」(略称:100Mトルタ)は、全長100メートルの「本」です。 この本は、電子書籍元年の2010年に、書物の二つの側面、情報コンテンツとしてのありようと、物体としてのありよう…
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ジャイアントフィールド・ジャイアントセンター (2010年2月6日)
「ジャイアントフィールド・ジャイアントセンター」は、首都大学東京現代詩センターが開催した「詩のいま、世界のいま」というイベントで行った、観客参加型のパフォーマンスである。このイベントの第1部では北川透、藤井貞和の講演が、…
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ジャイアントフィールド・ジャイアントブック (2009年12月)
「ジャイアントフィールド・ジャイアントブック」はトルタメンバー山田亮太の詩集『ジャイアントフィールド』(思潮社、2009年5月)を素材に使ったアンソロジー詩集である。一般に紙の詩集の商業出版は非常にまれであ…
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TOLTA 4 (2009年12月)
詩人に聞きました。 14歳のころ、好きだったもの/ことはなんですか。 14歳のころ、こわかったもの/ことはなんですか。 「TOLTA 4」では「14歳のための現代詩」特集として、様々な年代の詩人による「14…
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ジャイアントフィールド・ジャイアントロール (2009年10月)
ハンドルを回すのは楽しい。回すことで何かがぞろぞろ出てきたらもっと楽しい。文字がぞろぞろ出てきても楽しいだろう。このころメンバーの山田亮太が詩集『ジャイアントフィールド』を上梓したため、ジャイ…
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トルタラボをつくる (2009年8月)
「TOLTA 3」まで、製本に必要な作業は自宅や公共施設を借りてやっていたが、加工工程が増えるにつれて追いつかなくなった。在庫と仕掛品置き場と作業場所を確保すると寝る場所がない。あるいは通路がない。毎日「倉…
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テキサス詩集 (2009年8月)
お世話になった編集者がアメリカへ移住する際に贈ったアンソロジー詩集。移住先の 「テキサス」をテーマとした詩篇を掲載。スチレンボードを芯に使っているので非常に軽い。全世界限定7部制作(非売品)。1ケタ限定制作…